生き神|エンディングまとめ

第18章 生き神の少女

選択肢エンディング名
17章で”残る”を選択生き神の少女
サイロウから神楽面をとるヨリ

…サイロウ。

手を伸ばし、サイロウの面を外した。不機嫌そうにも、悲しそうにも見える。でもいつも通りの顔だ。

なんだかとても、ほっとした。

あの旅の人は、サイロウが外へと案内した。もうこの山からは出た頃だろうか。

…この地の者たちはじきにおまえを殺して神へと仕立て上げる。

そしていずれおまえを忘れ… おまえの魂はこの地に縛られ続けるだろう。

うん…

この地で生まれ、この山で育った。…きっと本当に小さな世界だ。

それでもここには、わたしにとって大切なものがたくさんある。ここからみる外の景色は、わたしを悲しい気持ちにさせたけれど、同時に愛しい気持ちにもさせた。

神楽面を持って微笑むヨリ

サイロウはこの地が大切?

…ああ。

わたしも、この地が大切だよ。

……

サイロウがいて、たくさんの人々がいる。美しい山も、水も… 大切なこの場所をわたしは守りたい。

でも…

人々の望みを聞き入れ、この地を守り… そしていずれはその人々から忘れられていく。それは一体… どんな感じなんだろう。

サイロウのやさしい表情

…ごめんね。

いったろう。おまえの意志で決めたのならそれでいい。正しいかどうかもそこにはない。

でも、サイロウは…

…大丈夫だ。

この山は、きっと守る。

手を繋ぐヨリとサイロウ

…うん。

サイロウは、やさしい神様だ。たくさんの人々の望みを、聞き受けてきたんだろう。すべて叶えることはできなくても。

いつかわたしは、この山に眠る。サイロウが守る、この山に。

いつか辿り着くその場所はきっと… とてもあたたかい場所だ。

山を振り返る旅人

いつか人は、山を信仰することを忘れるだろうか。…土地を守る、神のことさえも。

だらかこそあの神は、少女を人の世界へと送り出そうとしていたのかもしれない。

だとすれば… いずれ来るその日はもう、そう遠くはないのだろう。

だが、それでも… あの山は変わらずにあり続けるだろう。

俺は、今も覚えている。まだ消えず、残っている。

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